なぜ家計管理が必要なのか?節約も貯金も投資もこの土台があってこそ
「節約や貯金、そして資産運用」
どれも生活をより良くするために欠かせない手段ですが、実はそれらの前に整えるべき「土台」があるのをご存じでしょうか?
それが「家計管理」です。
家計管理とは、単に家計簿をつけることではありません。お金の流れを把握し、使い道に優先順位をつけ、無理のない範囲で未来のために備える。つまり、自分や家族の人生に合った「お金の使い方」を設計することです。
「見える化」から始まる、納得できるお金の使い方
家計管理を通じて得られる最大のメリットは「お金の使い方に納得できるようになる」ことです。
家計を可視化すると、自分がどんなことにお金をかけているか、何が無駄で何が必要かが見えてきます。そこからはじめて「節約できるポイント」「ムリのない貯金の額」「投資に回せる余力」が見えてくるのです。
逆に言えば、管理せずに節約だけを頑張っても、どこまで頑張ればいいのかがわからず、ストレスばかりが溜まってしまいます。
「貯めた残りで生活する」という考え方へ
多くの人は、「使った残りを貯金に回す」という方法を取りがちです。
しかしそれでは、日々の支出に押されて結局残らないという状況に陥りやすくなります。だからこそ、考え方を転換する必要があります。
最初に「貯金する額」を決めて、そこを死守する。残った金額で生活するように予算を立てる。この「先取り貯金」スタイルこそが、将来に向けた安心感を育てる第一歩です。
関連リンク:先取り貯金とは?仕組みで続ける「貯まる人」の習慣
もちろんこの方法は、ただ決意するだけでは続きません。その前提となるのが、家計の全体像を把握した上で「生活に合った予算」を組んでおくこと。つまり、ここでも家計管理がカギになるのです。
毎日つける家計簿より「月末チェック型」の管理が合理的
家計管理というと「毎日レシートを家計簿に記録しないといけない」と思っている方も多いかもしれません。ですが、私はこの「毎日家計簿」には否定的な立場です。
というのも、記録することが目的化してしまうと「続けること」だけがゴールになり、本来の目的である「お金の使い方の改善」から遠ざかってしまうからです。
私が実践している方法はこうです。
- 月初に予算を立てる(食費、日用品、交際費など大まかでOK)
- 月末に残金を確認する(使い切ったか、余ったか)
- 2〜3ヶ月分をまとめて振り返る(無理のある予算だったか、改善点はどこか)
このサイクルを回すことで、ムリなく、お金の使い方をコントロールできるようになります。毎日コツコツ記録するよりも、よほど実用的で続けやすい方法です。
習慣化のコツは「完璧を目指さないこと」
家計管理を続けるコツは、完璧を目指さないことです。
最初から毎日細かく記録しようとすると、必ず挫折します。まずは「月1回、残金をチェックするだけ」からでも構いません。そこに予算を立てる習慣を少しずつ追加していけば、自然と自分に合った家計管理のスタイルができあがっていきます。
家計管理は、節約や貯金、投資を成功させるための道しるべです。
まずは「見える化」すること。そして、先取り貯金や袋分けなどのテクニックを無理なく取り入れられるような、生活にフィットした管理方法を見つけてみましょう。
