先取り貯金とは?仕組みで続ける「貯まる人」の習慣
貯金は「残ったらする」では続かない
「今月も結局、貯金できなかった…」そんな経験、ありませんか?
実は多くの人がこの「残ったら貯金する」スタイルで失敗しています。なぜなら、お金はあればあるだけ使ってしまうものだからです。
そこで注目したいのが「先取り貯金」という考え方です。収入を使う前にまず貯金を確保してしまえば、無理なく確実にお金が貯まっていきます。
キーワードは、「生活の残りで貯める」から「貯めた残りで生活」へ。この順番を変えるだけで、貯金はぐっと身近なものになります。
先取り貯金とは?基本の仕組み
先取り貯金とは、給与が振り込まれたらすぐに、一定額を貯金用の口座に移しておく方法です。
先にお金を「よけておく」ことで、余計な出費を防げるだけでなく「今月使っていいお金の範囲」が自然と決まるため、家計管理もシンプルになります。
貯金額の目安は、手取りの10%が理想ですが、最初は1,000円や5,000円でも構いません。大切なのは「必ず先に貯金する」というルールを習慣化することです。
実践方法1:給与天引き型(会社・共済など)
会社員であれば、まずチェックしたいのが「財形貯蓄」などの給与天引き制度です。給与が支払われる前に、あらかじめ決めた金額が自動的に貯金されるため、ほぼ確実に貯められます。
一度設定すれば手間もかからず、引き出しにくいため「使わないお金」として管理しやすいのがメリットです。
実践方法2:銀行の自動送金・自動積立機能
勤務先に天引き制度がない場合は、銀行の自動送金機能が便利です。たとえば、給与振込日の翌日に、別の貯金用口座に一定額を自動で移動する設定にしておけば、まったく手間をかけずに「先取り」ができます。
以下のような銀行では、こうした機能が簡単に設定できます。
- 楽天銀行(定期自動入金+目的別口座)
- 住信SBIネット銀行(定額自動入金+自動振替)
- 三菱UFJ銀行(つみたて定期)
自動積立定期預金も選択肢のひとつです。手をつけにくい仕組みにすることで、貯金を守れます。
実践方法3:アプリやキャッシュレス連動で「仕組み化」
最近では、貯金専用アプリを活用する人も増えています。
たとえば以下のようなサービスは、銀行やキャッシュレス決済と連携して「自動で少しずつ貯める」ことができます。
- finbee(銀行連携型の自動貯金アプリ)
- LINEスマート投資(つみたて貯金感覚で活用可能)
- 楽天カードやPayPayなどのポイント連動機能
目標金額を設定したり、グラフで進捗を見える化することで、モチベーションも維持しやすくなります。
続けるためのコツ
先取り貯金を習慣にするためには、次のような工夫が効果的です。
- 少額から始める:最初は1,000円でもOK。ハードルを下げることで無理なく続けられます。
- 生活費に余裕を持たせる:ギリギリの生活ではなく、「使える範囲でやりくりする」感覚が大切。
- ボーナス時は特別枠で貯金:まとまった額を先取りしつつ、一部は自分や家族の楽しみに使うことで、バランスの取れた貯金習慣に。
まとめ:自動化で貯金体質に変わる第一歩
「気づいたら使ってしまう」そんな自分を責める必要はありません。大切なのは、意思に頼らず「仕組み」でコントロールすることです。
先取り貯金は、節約よりも確実に成果が出る貯金法。まずは自分に合った方法で、今日から仕組みづくりを始めてみませんか?
