節約にもつながる?健康管理と社会貢献が同時にできる「献血」のススメ
節約というと、真っ先にお金の出入りを見直すことを思い浮かべるかもしれませんが、「健康を保つ」という視点も、長期的な家計の安定には欠かせない要素です。
その中で注目したいのが「献血」。
人のためになる行動であると同時に、自分の健康を見直すきっかけにもなり、結果として医療費の予防や保険の見直しにもつながる可能性があります。
献血とは?制度の基本と安全性
献血は、16歳以上(体重などの条件あり)の人が無償で血液を提供するボランティア活動です。日本では日本赤十字社が管理・運営しています。
提供された血液は、病気や事故で輸血を必要とする患者さんの命を救うために使われています。採血には「全血献血」と「成分献血」があり、健康状態や施設によって受けられる種類が異なります。
医療機関と同等の衛生管理体制が整っており、献血による健康被害のリスクはきわめて低いとされています(日本赤十字社公式情報より)。
献血で「無料で」健康チェックができる
献血に行くと、事前に血圧や体温の測定、医師による問診などが行われます。さらに、採血された血液は複数の検査項目について分析され、その結果は後日自宅に郵送されます。
主な検査項目は以下の通りです(一部抜粋)
- 赤血球数、白血球数、血小板数
- 肝機能(ALT、AST、γ-GTPなど)
- コレステロール、中性脂肪
- 血糖値(グルコース)
これらは健康診断でもよく見かける指標で、もし自費で同等の検査を受けた場合、数千円〜1万円程度の費用がかかることもあります。
あくまで診断ではなく参考値ですが、体調の変化や生活習慣を見直す目安として十分活用できます。
節約的な側面:医療費の予防的効果
献血を定期的に受けることで、自分の健康状態に継続的に意識を向けるようになります。その結果、生活習慣の改善や早期受診につながり、大きな病気を防ぐことができれば、将来の医療費を抑えることができます。
また、地域によっては献血協力者に対してドリンクや粗品、クーポン券などの特典が用意されていることもあります(内容は場所によって異なります)。
こうした小さなメリットも、継続のモチベーションになるでしょう。
社会貢献というもうひとつの価値
日本では毎日およそ13,000人分の献血が必要とされています。しかし高齢化により、献血できる世代の割合は年々減少しています。
自分の健康に役立てながら、誰かの命を救う手助けになるというのは、節約や健康管理とは別の大きな意義があります。
自分のため、家族のため、そして社会のために、続けたくなる行動のひとつといえるかもしれません。
献血を始めるにはどうすればいい?
まずは日本赤十字社が提供する「ラブラッド」に登録しておくと便利です。スマホやパソコンから、近くの献血ルームや献血バスの場所を検索したり、事前予約をしたりできます。
献血当日は、受付→問診→検査→献血→休憩という流れで、所要時間は30分〜1時間程度。体調が良好な日を選び、水分を多めに取ってから出かけましょう。
年に1〜2回のペースからでも十分意義があります。無理のない範囲で続けることが大切です。
おわりに
献血はお金のかからない行動ですが、得られるものは非常に多いといえます。健康意識の向上、医療費の予防、そして社会貢献。どれも長期的に見れば節約に直結する要素です。
節約を単なる我慢ではなく、「前向きな習慣」に変えていくための一歩として、献血という選択肢を取り入れてみてはいかがでしょうか。
