子どもの玩具は「安さ」より「長期的な視点」で選ぶ

子どものおもちゃは、気がつくとどんどん増えていきます。
誕生日やクリスマスだけでなく、買い物のついでに「これが欲しい」と言われたり、安いおもちゃを見つけたりすると、つい買ってしまうこともあるでしょう。
一つ一つはそれほど高くなくても、積み重なれば大きな出費になります。
しかも、子どもは飽きるのも早いものです。せっかく買ったのに、少し遊んだだけで見向きもしなくなることもあります。
だからといって、節約のためにおもちゃを買わないというのも違います。
大切なのは、安いおもちゃをたくさん買うのではなく、子どもが長く楽しめるものを選ぶことです。
安いおもちゃをたくさん買えば節約になる?
おもちゃを節約しようとすると、まず「安いものを選ぶ」という発想になりがちです。
もちろん、安く買えることは悪いことではありません。
ただ、遊び方が単純で、それに飽きたら使わなくなるおもちゃなら、結果的には短期間しか使わないことになります。
数百円のおもちゃを何個も買って、ほとんど遊ばないまま収納場所だけを取っている。
それなら、多少価格が高くても、長く遊べるおもちゃを一つ選んだほうがいいかもしれません。
安いことと、節約になることは必ずしも同じではありません。
「完成させて終わり」ではない玩具
長く遊べるおもちゃには、自分で遊び方を広げられるという特徴があります。
我が家では、子どもにレゴブロックを与えていました。
レゴは決してものすごく安いおもちゃではありません。しかし、説明書を見ながら一つの作品を作って終わりではありません。
完成したものを全部バラバラにして、また別のものを作ることができます。
最初は説明書通りに作っていても、慣れてくると「今度はこんなものを作ろう」と、子ども自身が考えるようになります。
同じブロックでも、作るものを変えれば何度でも遊べる。
こうしたおもちゃなら「この遊びに飽きたら終わり」ということになりにくいでしょう。
子ども自身が新しい遊びを見つけられる
おもちゃを選ぶときは、「何種類の遊びができるか」だけでなく、子ども自身が遊び方を考えられるかにも注目してみましょう。
決められた遊び方しかできないものは、その遊びに飽きると出番がなくなります。
一方、自分で組み合わせたり、作ったり、工夫したりできるものなら、成長するにつれて遊び方も変わっていきます。
同じおもちゃを長く使えることは、それだけでも家計にとってメリットです。
「その先の趣味」につながるものを選ぶ
子どもの遊びを考えるときは、「今楽しめるか」だけでなく、その先につながるかという視点も大切です。
例えば、絵を描くことが好きなら、絵を描くための道具を与えてみる。
楽器に興味を持ったなら、実際に音を出して楽しめる環境を作る。
本を読むことが好きなら、図書館なども活用しながら、さまざまな本に触れさせる。
こうした経験が、子どもの興味や趣味として、その後も続いていくことがあります。
もちろん、すべての遊びが将来の趣味になるわけではありません。
それでも、子どもが何に興味を持っているのかを見ながら、興味を広げられるものを選ぶことには意味があります。
誕生日やクリスマスも買いすぎない
誕生日やクリスマスだからといって、たくさんのプレゼントを用意する必要はありません。
本当に欲しいものを一つ選んでもらい、その分、一緒に遊んだり食事を楽しんだりする方法もあります。
「たくさん買うこと」と「子どもが喜ぶこと」は同じではありません。
一方で、子どもがずっと欲しがっていたものなら、多少高価でも買ってあげるという判断もあっていいでしょう。
ここでも大切なのは、何でも我慢することではなく、お金を使うところを選ぶことです。
遊ばなくなったおもちゃは整理する
子どもが成長すれば、遊ばなくなるおもちゃも出てきます。
いつまでも残しておけば収納場所を圧迫するので、まだ使えるものは兄弟や知人に譲ったり、中古品として売ったりする方法もあります。
新しいおもちゃを買う前に、今あるものを整理する習慣をつければ、物が増え続けることも防ぎやすくなります。
おもちゃは「安さ」ではなく「価値」で選ぶ
子どものおもちゃを節約するからといって、何でも安いものを選ぶ必要はありません。
多少価格が高くても、子どもが自分で遊び方を考え、長く楽しめるものなら、それだけの価値があります。
レゴのように、作って終わりではなく、壊してまた新しいものを作れるおもちゃもあります。
絵を描く、楽器を弾く、本を読むといった経験が、その後の趣味につながることもあります。
安いおもちゃをたくさん買うより、子どもが長く楽しめるものを選ぶ。
そして、子どもが本当に欲しいものには必要以上に節約しない。
おもちゃについても、使うところには使い、無駄なところは抑える。
そんなバランスを意識することが、子どもにも親にも無理のない節約につながります。







